amazonでFOSSiBOT(フォッシボット)というブランドのポータブル電源を見つけました。
この記事ではFOSSiBOT ポータブル電源の評判とスペックを見ていきます。
- FOSSiBOTは中国のポータブル電源メーカー
- サクラの可能性が高い
- ポータブル電源の回収サービスに非対応なので当サイトではおすすめしない
テイクです。電池の専門家です!
- 国立大学で最先端太陽電池の研究
- 企業でリチウムイオン電池の開発
に携わっていました。
電池のことを熟知しているからこそ、ポータブル電源の特性をどこよりも詳しく解説することを心がけています。
FOSSiBOTは中国のポータブル電源メーカー
FOSSiBOTは2022年に誕生した中国のポータブル電源メーカーです。エネルギー分野で8年間の研究開発経験を持つ技術チームによって中国深圳に設立されました。
主な製品はリン酸鉄系のポータブル電源とソーラーパネルで、
日本語の公式サイトと公式Xアカウントが存在します。
- 公式サイト:https://jp.fossibot.com/
- 公式X:@fossibot_japan
FOSSiBOT ポータブル電源のスペックレビュー
FOSSiBOTの主なポータブル電源は以下の4種類です。500Whの小容量モデルから3800Whの超大容量モデルまでラインナップしています。
- FOSSiBOT F800
- FOSSiBOT F1200
- FOSSiBOT F2400
- FOSSiBOT F3600 Pro
スペック一覧
製品 | メーカー | 容量 | 定格出力 | サイクル寿命 | 出力ポート | ソーラーパネル | 容量拡張 | サイズ | 体積エネルギー密度 | 重さ | 重量エネルギー密度 | 価格 | 容量単価 | 製品保証期間 | 回収サービス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
F800 | FOSSiBOT (フォッシボット) | 512Wh | 800W | 3500回(80%) | AC×1 DC×1 USB-C×3 USB-A×2 シガーソケット×1 | 対応 | 非対応 | 28×21×23cm | 39Wh/L | 6.5kg | 79Wh/kg | 79,900円 | 156円/Wh | 2年 | 非対応 |
F1200 | FOSSiBOT (フォッシボット) | 1024Wh | 1200W | 4000回(80%) | AC×3 USB-C×2 USB-A×2 シガーソケット×1 | 対応 | 非対応 | 32×21×26cm | 59Wh/L | 11.5kg | 89Wh/kg | 129,000円 | 126円/Wh | 2年 | 非対応 |
F2400 | FOSSiBOT (フォッシボット) | 2048Wh | 2400W | 3500回(80%) | AC×6 DC×2 USB-C×4 USB-A×2 シガーソケット×1 XT-60×1 | 対応 | 非対応 | 39×28×32cm | 58Wh/L | 22.0kg | 93Wh/kg | 219,990円 | 107円/Wh | 2年 | 非対応 |
F3600 Pro | FOSSiBOT (フォッシボット) | 3840Wh | 3300W | 6500回(50%) | AC×5 DC×2 USB-C×4 USB-A×2 シガーソケット×1 XT-60×1 | 対応 | 対応 | 61×32×48cm | 41Wh/L | 42.0kg | 91Wh/kg | 299,000円 | 78円/Wh | 2年 | 非対応 |
FOSSiBOT F800
製品 | F800 |
---|---|
容量 | 512Wh |
定格出力 | 800W |
サイクル寿命 | 3500回(80%) |
出力ポート | AC×1 DC×1 USB-C×3 USB-A×2 シガーソケット×1 |
ソーラーパネル | 対応 |
容量拡張 | 非対応 |
サイズ | 28×21×23cm |
体積エネルギー密度 | 39Wh/L |
重さ | 6.5kg |
重量エネルギー密度 | 79Wh/kg |
価格 | 79,900円 |
容量単価 | 156円/Wh |
製品保証期間 | 2年 |
回収サービス | 非対応 |
Fossibot F800は容量512Whの小容量ポータブル電源です。
小型ですが出力ポートが8つもあり、8台のデバイスに同時給電ができます。ただしACポートが1口しかないので使い勝手は微妙。
電化製品を動かすというよりも、キャンプやアウトドアでスマホやタブレットを同時充電するのに向いてるポータブル電源です。
FOSSiBOT F1200
製品 | F1200 |
---|---|
容量 | 1024Wh |
定格出力 | 1200W |
サイクル寿命 | 4000回(80%) |
出力ポート | AC×3 USB-C×2 USB-A×2 シガーソケット×1 |
ソーラーパネル | 対応 |
容量拡張 | 非対応 |
サイズ | 32×21×26cm |
体積エネルギー密度 | 59Wh/L |
重さ | 11.5kg |
重量エネルギー密度 | 89Wh/kg |
価格 | 129,000円 |
容量単価 | 126円/Wh |
製品保証期間 | 2年 |
回収サービス | 非対応 |
FOSSiBOT F1200は容量1024Whの大容量ポータブル電源です。
他メーカーの同容量ポータブル電源と比べてもコンパクトかつ軽量のため、持ち運びにも適しています。両側に持ち手が付いているのもグッドです。
FOSSiBOT F2400
製品 | F2400 |
---|---|
容量 | 2048Wh |
定格出力 | 2400W |
サイクル寿命 | 3500回(80%) |
出力ポート | AC×6 DC×2 USB-C×4 USB-A×2 シガーソケット×1 XT-60×1 |
ソーラーパネル | 対応 |
容量拡張 | 非対応 |
サイズ | 39×28×32cm |
体積エネルギー密度 | 58Wh/L |
重さ | 22.0kg |
重量エネルギー密度 | 93Wh/kg |
価格 | 219,990円 |
容量単価 | 107円/Wh |
製品保証期間 | 2年 |
回収サービス | 非対応 |
FOSSiBOT F2400は容量2048Whの超大容量ポータブル電源です。
他メーカーの同容量ポータブル電源と比べてもコンパクトかつ軽量なうえ、別売りのF2400専用キャスターがあればさらに移動が楽になります。
FOSSiBOT F3600 Pro
製品 | F3600 Pro |
---|---|
容量 | 3840Wh |
定格出力 | 3300W |
サイクル寿命 | 6500回(50%) |
出力ポート | AC×5 DC×2 USB-C×4 USB-A×2 シガーソケット×1 XT-60×1 |
ソーラーパネル | 対応 |
容量拡張 | 対応 |
サイズ | 61×32×48cm |
体積エネルギー密度 | 41Wh/L |
重さ | 42.0kg |
重量エネルギー密度 | 91Wh/kg |
価格 | 299,000円 |
容量単価 | 78円/Wh |
製品保証期間 | 2年 |
回収サービス | 非対応 |
FOSSiBOT F3600 Proは容量3840Whの超大容量ポータブル電源です。
別売りのFB3840拡張バッテリーを最大2台まで接続することで11520Whまでの容量拡張にも対応しています。
FOSSiBOT ポータブル電源の口コミ・評判
FOSSiBOTのポータブル電源はamazonの口コミと評判が非常に良いですが、「サクラ」である可能性が高いと出ています。
FOSSiBOT ポータブル電源はおすすめしない
FOSSiBOTのポータブル電源は、当サイトのポリシーに反するので当サイトではおすすめしません。
理由はポータブル電源の回収サービスに対応していないからです。
当サイトではポータブル電源の選ぶ際に重要なこととして以下の3点を挙げています。
- 何に使うか考える
- ちゃんとしたメーカーのものを選ぶ
- リン酸鉄系のものを選ぶ
FOSSiBOTのポータブル電源は2つ目の「ちゃんとしたメーカーのものを選ぶ」を満たしていません。
私が考えるちゃんとしたメーカーの基準は「製品保証期間があること」と「自社製ポータブル電源の無料回収サービス」をしていることです。
FOSSiBOTのポータブル電源は「自社製ポータブル電源の無料回収サービス」をしておらず、わざわざ購入する理由が見つかりません。
当サイトで推奨しているおすすめなポータブル電源メーカーは以下の4つです。
Anker(アンカー) | EcoFlow(エコフロー) |
Jackery(ジャクリ) | Bluetti(ブルーティ) |
大手4社は製品保証、製品の質、製品数のどれをとっても他のメーカーよりずば抜けているため、Anker, Ecoflow, Jackery, Bluetti以外のポータブル電源を選ぶ理由がないのが現状です。
まとめ
この記事ではFOSSiBOTポータブル電源の評判とスペックを見ました。
結論、FOSSiBOTのポータブル電源は「自社製ポータブル電源の無料回収サービス」をしておらず、わざわざ購入する理由が見つかりません。
ポータブル電源は長く使うものだからこそAnkerやEcoflowといったちゃんとしたメーカーのものを選ぶべきだと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!