Ecoflow(エコフロー) RIVER 3とRIVER 3 Plusを比較して違いを解説

2024年11月20日、Ecoflow(エコフロー)から新しい小容量ポータブル電源RIVER 3 Plusが発売されました。

この記事ではすでに発売されていたRIVER 3と新発売のRIVER 3 Plusの違いを解説していきます。

参考：Ecoflow公式ホームページ

RIVER 3とRIVER 3 Plusの違い

RIVER 3とRIVER 3 Plusの主な違いは以下の5つです。

容量

製品	容量拡張
RIVER 3	なし
RIVER 3 Plus	あり (最大858Wh)

RIVER 3とRIVER 3 Plusの1つ目の違いが容量拡張です。

RIVER 3は容量拡張に対応していませんが、RIVER 3 Plusは拡張バッテリーを接続することで286Whから最大858Whまで容量を拡張することができます。

RIVER 3 Plusの拡張バッテリーは2種類(EB290とEB580)があり、それぞれ286Whと572Whの容量があります。

小容量ポータブル電源で容量拡張できるのは貴重

RIVER 3 Plusは単体で容量が286Whの小容量ポータブル電源ですが、容量拡張で856Whの中容量から大容量クラスの容量になります。

拡張バッテリーの接続方法

RIVER 3 Plusはポゴピンコネクタを採用しているため、ワイヤレスでバッテリーを接続でき、ケーブルやネジの代わりにクリップで簡単に固定できます。

拡張バッテリーがあるポータブル電源は他メーカーにもありますが、ケーブルレスで接続できるポータブル電源はなく、余計なケーブルが減るため使い勝手がいいです。

出力

製品	出力(定格/最大)
RIVER 3	300W/600W X-Boost : 450W
RIVER 3 Plus	600W/1200W X-Boost : 900W

定格出力：ポータブル電源が安定して供給できる電力
最大出力：ポータブル電源が瞬間的に出せる最大の電力
X-Boost：Ecoflow独自の技術で、電化製品の消費電力を下げることで実質的な定格出力をアップする

RIVER 3とRIVER 3 Plusの2つ目の違いが出力です。

RIVER 3は定格出力/最大出力が300W/600W、X-Boostにより450Wまでの電化製品を動かすことができます。これは他メーカーの小容量ポータブル電源と比較しても同程度の水準です。

RIVER 3 Plusの定格出力/最大出力が600W/1200W、X-Boostにより900Wまでの電化製品を動かすことができます。RIVER 3 Plusの出力の大きさは小容量ポータブル電源の中でも圧倒的に大きく、消費電力の大きい電化製品を使いたい場合に有効です。

サイズ・重さ

製品	製品サイズ
RIVER 3	26cm×21cm×11cm/3.51kg
RIVER 3 Plus	23cm×23cm×15cm/4.7kg

RIVER 3とRIVER 3 Plusの3つ目の違いが製品サイズです。

RIVER 3の方がRIVER 3 Plusよりコンパクトで軽量ですが、どちらのポータブル電源も製品一体型の取っ手が付いているため片手で持ち運びできます。

出力ポート

製品	出力ポート
RIVER 3	AC×2 USB-C×1 USB-A×2 シガーソケット×1
RIVER 3 Plus	AC×3 USB-C×1 USB-A×2 シガーソケット×1

RIVER 3とRIVER 3 Plusの4つ目の違いが出力ポート数と配置です。

使い勝手のいい出力ポート「AC・USB-C・USB-A」の3種類はどちらにも搭載されていますが、RIVER 3 Plusの方がACポートが1つ多く3ポートになっています。

RIVER 3 PlusのACポートは正面に1ポート、背面に2ポートという仕様です。

定価

RIVER 3が30,900円に対してRIVER 3 Plusが39,800円(+9,900円)です。

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RIVER 3・RIVER 3 Plusの同じ点

RIVER 3とRIVER 3 Plusの同じところは以下の通りです。

サイクル寿命3000回(80%)

RIVER 3とRIVER 3 Plusはどちらもリン酸鉄系のリチウムイオン電池が搭載されておりサイクル寿命は3000回(80%)となっています。

サイクル寿命は初期の容量に対して、何回充放電を繰り返すと何%劣化するかを表す指標です。例えば3000回(80%)なら3000回充放電して初期容量が80%まで劣化するということです。

サイクル寿命3000回(80%)のRIVER 3とRIVER 3 Plusを週5日で充放電した場合の製品寿命は約12年となります。

無料回収サービスあり

RIVER 3とRIVER 3 PlusはどちらもEcoflowの無料回収サービスに対応しています。

使わなくなったポータブル電源は処分するのが難しいのですが、メーカーが無料回収してくれるので安心・安全に処分することができます。

ポータブル電源は一般ごみで捨てると集積場で燃える危険があるので、一般ごみとして出すのは絶対にやめましょう。

無料回収サービスについてはEcoflowの公式ホームページをご確認ください。

参考：Ecoflow公式ホームページ
(※最新の情報は公式ホームページをご確認ください)

ソーラーパネル充電に対応

RIVER 3とRIVER 3 Plusはどちらもソーラーパネルによる充電に対応しています。

ソーラーパネルでポータブル電源を充電しておけば、電気代を節約できるのでポータブル電源とセットで持っておくのがおすすめです。

寸法 (展開時)	42×179×2.5cm
寸法 (折りたたみ時)	42×48×2.5cm
重さ	6kg
定格出力	110W±5W

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RIVER 3の詳細スペック

RIVER 3 Plusの詳細スペック

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RIVER 3 Plus・RIVER 3 Max・RIVER 3 Max Plusの違い

RIVER 3 MaxとRIVER 3 Max PlusはRIVER 3 Plusと拡張バッテリーがセットになったものです。

容量の違い

製品名	容量
RIVER 3 Plus	286Wh
RIVER 3 Max (RIVER 3 Plus+EB290)	286Wh+286Wh =572Wh
RIVER 3 Max Plus (RIVER 3 Plus+EB580)	286Wh+572Wh =858Wh

容量はRIVER 3 Plus→RIVER 3 Max→RIVER 3 Max Plusの順に286Whずつ大きくなります。

RIVER 3 Plus・RIVER 3 Max・RIVER 3 Max Plusを使って電化製品を動かせる時間の目安は以下の通りです。

製品名	NASサーバー(40W)	家庭用ゲーム(100W)	冷蔵庫(400W)	PC(600W)	小型電気ケトル(900W)
RIVER 3 Plus 容量286Wh	5.2時間	2.2時間	30分	20分	20分※
RIVER 3 Max (RIVER 3 Plus+EB290) 容量572Wh	10.4時間	4.5時間	1時間	42分	42分※
RIVER 3 Max Plus (RIVER 3 Plus+EB580) 容量858Wh	15.6時間	6.7時間	1.6時間	1時間	1時間※

ポート数の違い

RIVER 3 MaxとRIVER 3 Max Plusの拡張バッテリーにはUSB-C出力ポートが1ポート付いているため、容量拡張と同時にポート数も拡張することができます。

拡張バッテリーは後から購入も可能

RIVER 3 MaxとRIVER 3 Max Plusの拡張バッテリーはそれぞれ名前が付いており、単体で購入することもできます。

製品	価格
EB290	29,900円
EB580	59,900円

つまり最初はRIVER 3 Plusだけ購入し、必要に応じて買い足すことができます。

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まとめ

この記事ではEcoflow(エコフロー)の新しいポータブル電源RIVER 3・RIVER 3 Plusの違いを解説しました。

おすすめは容量拡張ができるRIVER 3 Plusです。拡張バッテリーは後から単体で買い足すこともできるので最初使い勝手もいいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました！

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