Jackery(ジャクリ)から1500Whクラスのポータブル電源1500 New(1500ニュー)発売されました。
この記事では1500 Newと、過去に発売された1500Whクラスのポータブル電源を比較して違いを解説していきます。
テイクです。電池の専門家です!
- 国立大学で最先端太陽電池の研究
- 企業でリチウムイオン電池の開発
に携わっていました。
電池のことを熟知しているからこそ、ポータブル電源の特性をどこよりも詳しく解説することを心がけています。
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参考:Jackery公式ホームページ
【要点】1500 New・1500 Ultra・1500 Proの違い
1500 New、1500 Ultra、1500 Proの比較表を作りました。
1500 New・1500 Ultra・1500 Proの比較表
| 製品 | 2025年発売 1500 New ![]() ![]() | 2025年発売 1500 Ultra ![]() ![]() | 2023年発売 1500 Pro ![]() ![]() |
|---|---|---|---|
| 容量 | 1536Wh | 1512Wh | |
| 定格出力/最大出力 | 2000W/4000W | 1800W/3600W | |
| サイズ | 33cm*22cm*24cm | 34cm*26cm*30cm | 38cm*31cm*27cm |
| 重さ | 14.5kg | 17.5kg | 17kg |
| サイクル数(寿命) | 6000回で初期容量の70% | 4000回で初期容量の70% | 2000回で初期容量の70% |
| 電池の種類 | リン酸鉄系リチウムイオン電池 | 三元系リチウムイオン電池 | |
| 防塵防水性 | なし | IP65 | なし |
1500 New、1500 Ultra、1500 Proは、容量や定格出力といった基本スペックはほぼ同じですが、
サイクル数(寿命)と電池の種類が大きく異なる点には注意が必要です。
まず、2023年発売の1500 Proは、三元系リチウムイオン電池を採用しています。この電池はエネルギー密度が高い一方で、サイクル数は約2000回と、寿命の面ではやや短めです。
一方、1500 Proには、リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)が搭載されています。その結果、サイクル数は
- 1500 New:6000回
- 1500 Ultra:4000回
と、1500 Proと比べて2倍以上の長寿命を実現しています。長期間使うことを前提にするなら、明らかにリン酸鉄系モデルの方が有利です。
1500 Newと1500 Ultraの主な違いは、1500 Ultraが防塵防水仕様である点です。雨や粉じんが発生しやすい作業現場や屋外環境でも安心して使えるのが1500 Ultraの強みと言えます。
一方で、家庭用・防災用・アウトドア用途が中心の一般ユーザーであれば、コストと寿命のバランスに優れた1500 Newがおすすめです。
- 1500 New:性能と価格のバランスが最高な一般モデル
- 1500 Ultra:過酷な環境でも安心して使用できる防塵防水モデル
- 1500 Pro:旧モデル (最新の1500 Newがおすすめ!)
【詳しく】1500 New・1500 Ultra・1500 Proの比較
1500 New、1500 Ultra、1500 Proを以下の項目で詳しく比較していきます。
容量の比較
1500 Newと1500 Ultraの容量は1532Wh、1500 Proは1512Whで、いずれもほぼ同じ容量です。実使用においては差を感じることはなく、3モデルとも「1500Whクラスのポータブル電源」と考えて問題ありません。
1500Whクラスのポータブル電源は、2000Whクラスと1000Whクラスのちょうど中間に位置する存在です。2000Whクラスは容量に余裕がある一方で、本体サイズや重量、価格がネックになりがちです。逆に1000Whクラスは扱いやすいものの、電気ケトルや電子レンジを使うと余裕がなくなる場面も出てきます。
その点、1500Whクラスは「2000Whほどの大容量は不要だが、1000Whでは少し物足りない」という層のニーズにぴったりハマります。
| 容量クラス | イメージ |
|---|---|
| 3000Whクラス | 本格的な防災・停電対策として安心感重視。 |
| 2000Whクラス | 防災・停電対策しつつ収納性と持ち運びやすさも意識。 |
| 1000Whクラス | 防災・停電対策からキャンプ・車中泊でも使用。 |
| 700Whクラス | 最低限の防災・停電対策しつつ収納性と持ち運びやすさを重視。 |
| 300Whクラス | 1~2人の最低限の防災・停電対策からちょっとしたアウトドア用電源。 |
出力の比較
出力性能については、1500 Newがわずかに上回っています。1500 Newは定格出力2000W・瞬間最大出力4000Wに対応しています。
一方で、1500 Ultraと1500 Proは定格出力1800W・瞬間最大出力3600Wとなっており、数値上は1500 Newより少し控えめです。
とはいえ、差は200W程度なので、一般的な家電製品の使用において体感できるほどの大きな違いはありません。電子レンジや電気ケトル、ドライヤーなど、消費電力が大きめの家電もいずれのモデルでも問題なく使用可能です。
以下に電化製品の消費電力と使用時間と消費容量の関係をまとめたので参考にしてください。
| 電化製品 | 消費電力 | 使用時間 | 消費容量 |
|---|---|---|---|
| 通年使用する電化製品 | |||
| LED照明 | 10W | 12時間 | 120Wh |
| 冷蔵庫 | 50W | 24時間 | 1200Wh |
| 電子レンジ | 950W | 2分 | 32Wh |
| 電気ケトル | 1200W | 2分 | 40Wh |
| 洗濯機 | 650W | 30分 | 325Wh |
| スマホの充電 | 15W | 1時間 | 15Wh |
| 夏場に使用する電化製品 | |||
| エアコン(冷房) | 580W | 12時間 | 6960Wh |
| 扇風機 | 30W | 12時間 | 360Wh |
| 冬場に使用する電化製品 | |||
| エアコン(暖房) | 660W | 12時間 | 7920Wh |
| こたつ | 200W | 12時間 | 2400Wh |
| 電気毛布 | 50W | 12時間 | 600Wh |
サイズ・重さの比較
| 製品 | 1500 New![]() ![]() | 1500 Ultra![]() ![]() | 1500 Pro![]() ![]() |
|---|---|---|---|
| サイズ 重さ | 33cm*22cm*24cm 14.5kg | 34cm*26cm*30cm 17.5kg | 38cm*31cm*27cm 17kg |
1500 Newは、1500 Ultraや1500 Proと比べてひとまわりコンパクトで軽量です。
容量や出力はほぼ同クラスでありながら、本体サイズと重量が抑えられているため、持ち運びや設置のしやすさでは1500 Newが有利です。
サイクル数(寿命)の比較
Jackeryのポータブル電源における寿命は、「バッテリー容量が初期容量の70%まで低下するまでに何回充放電できるか」というサイクル回数で示されています。
各モデルのサイクル回数は、
- 1500 New:6000回
- 1500 Ultra:4000回
- 1500 Pro:2000回
となっており、モデルによって大きな差があります。
ポータブル電源は長く使えるほどコストパフォーマンスが高くなるため、製品寿命は長いに越したことはありません。
その点、初期容量の70%まで劣化するまでに6000回の充放電が可能な1500 Newが最もおすすめと言えます。
電池の種類の比較
1500 New、1500 Ultraはリン酸鉄系リチウムイオン電池(LFP)を、1500 Proは三元系リチウムイオン電池を採用しています。
リン酸鉄系と三元系の違い
| 電池の種類 | 特徴 |
|---|---|
| リン酸鉄系リチウムイオン電池 | ・10年以上の長寿命 ・安全性が高い ・今のポータブル電源の主流 |
| 三元系リチウムイオン電池 | ・寿命は数年程度 ・リン酸鉄系と比べると熱に弱い ・数年前のポータブル電源の主流 |
上にリン酸鉄系と三元系のポータブル電源の特性をまとめていますが、「製品寿命や安全性といった点でリン酸鉄系の方が三元系よりも優れています」。ポータブル電源に使われるリチウムイオン電池は技術革新がすさまじく、リン酸鉄系という従来の三元系のほとんど上位互換のものが台頭してきました。
今からポータブル電源を購入するのならリン酸鉄系である1500 New、1500 Ultraを選ぶことを推奨します。
防塵防水性
1500 UltraはIP65の防塵防水性能を備えているのが大きな特徴です。一方で、1500 Newと1500 Proには防塵防水性能はありません。そのため、工事現場や屋外作業、雨天時の使用など、粉じんや水にさらされる過酷な環境で使う場合は1500 Ultraが適しています。
ただし、1500 Newや1500 Proでも、「使用中は屋内やテント内で使い、移動時に雨を防げれば問題ない」という用途であれば十分対応可能です。
実際、これらのモデルには専用の収納バッグが用意されており、
- 1500 New:Mサイズ
- 1500 Pro:Lサイズ
の収納バッグを使用することで、運搬時の雨や汚れから本体をしっかり保護できます。
そのため、防塵防水が必須な環境でなければ、1500 Newや1500 Proでも実用上困ることは少ないと言えるでしょう。
【結論】1500 New、1500 Ultra、1500 Proはどれがおすすめ?
結論から言うと、最もおすすめなのは1500 Newです。理由は、容量・出力・サイズ感・バッテリー寿命といった主要スペックのバランスが最も優れているからです。
1500 Newはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、サイクル数は6000回と3モデルの中で最長。さらに定格出力も2000Wと高く、本体サイズ・重量もひとまわりコンパクトにまとまっています。一般的な家庭用や防災用途、アウトドア用途であれば、不満を感じる場面はほぼありません。
一方で、雨や粉じんが発生しやすい作業現場や屋外など、過酷な環境での使用を想定している場合のみ1500 Ultraも候補になります。IP65の防塵防水性能は、こうした環境では大きな安心材料です。
なお、1500 Proは三元系リチウムイオン電池を採用しており、サイクル寿命の面で他2モデルに劣るため、現時点ではあえて選ぶ理由は少ないと言えるでしょう。
【データ】1500 New・1500 Ultra・1500 Proのスペック一覧
1500 New・1500 Ultra・1500 Proの比較表
| 項目 | 1500 New![]() ![]() | 1500 Ultra![]() ![]() | 1500 Pro![]() ![]() |
|---|---|---|---|
| 容量 | 1536Wh | 1512Wh | |
| 定格出力/最大出力 | 2000W/4000W | 1800W/3600W | |
| 電池の種類 | リン酸鉄系リチウムイオン電池 | 三元系リチウムイオン電池 | |
| サイクル | 6000回で初期容量の70% | 4000回で初期容量の70% | 2000回で初期容量の70% |
| サイズ | 33cm*22cm*24cm | 34cm*26cm*30cm | 38cm*31cm*27cm |
| 重さ | 14.5kg | 17.5kg | 17kg |
| 充電方法 | AC充電(最短90分) ソーラー充電(400W-4.5時間) 走行充電(600W-4.5時間) | AC充電(最短90分) ソーラー充電(800W-2.5時間) 走行充電(600W-2.8時間) | AC充電(最短2時間) ソーラー充電(1200W-2時間) |
| 出力ポート | AC×3 USB-C×2 USB-A×1 シガーソケット×1 | AC×3 USB-A×1 USB-C×2 シガーソケット×1 | AC×3 USB-A×2 USB-C×2 シガーソケット×1 |
| 充電温度 | -20℃~45℃ | 0℃~45℃ | 0℃~40℃ |
| 放電温度 | -20℃~45℃ | -15℃~45℃ | -10℃~40℃ |
| 動作音 | 600W未満の動作で35dB未満 | 静音モードで30db未満 | 45dB未満 |
| UPS | 10ミリ秒未満で切り替え | 20ミリ秒未満で切り替え | 非対応 |
| アプリコントロール | 可能 | 非対応 | |
| 容量拡張 | 非対応 | ||
| 防塵防水性 | なし | IP65 | なし |
| 製品保証期間 | 最大5年 | ||
| 無料回収サービス | 対応 | ||
| 発売年 | 2025年発売 | 2023年発売 | |
まとめ


この記事では1500 Newと過去に発売された1500Whクラスのポータブル電源を比較して違いを解説しました。
一般ユーザーの場合は1500 Newがおすすめですが、防塵防水性が必要な環境で使用する場合は1500 Ultraがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
















